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2023-05-06 16:03:00

『立夏』

こんにちは、丘の上の鍼灸院です。

 

いつもありがとうございます。

 

 

今日56日(土)は『立夏(りっか)』。

 

 

夏が立つ、と書くように夏の兆しが見え始める時期です。

 

暦の上では今日から夏ということになります(いわゆる初夏ですね)。

 

気温は高くても湿度が低く、さわやかで過ごしやすい季節です。

 

これから陽気がどんどん増えてくるので、体に熱がこもったり、反対に汗をかきすぎてエネルギーを消耗してしまいがち。

 

少しずつ汗をかいて暑さに体を慣らしていかないとですね。

 

 

夏の過ごし方のひとつとして、夏の間に冬に悪化しがちな病気の予防をすることも意識してみてください。

 

夏の間にエアコンや冷たい飲食物で体を冷やすと、冬になってから冷えや痛みが悪化したり、風邪をひきやすくなったりします。

 

冷たい飲み物やアイスなど、熱くなった体を冷ますのによく食べますよね。私も食べます。

 

ですが常に冷たいものを摂ると胃腸のはたらきが悪くなり自律神経も乱れて夏バテにもつながります。

 

胃腸ってすごく大事。胃腸のはたらきは飲食物を消化吸収すること。

 

体は口に含んだものからできています。飲食物だけでなく呼吸もそうですね。

 

飲食物は胃腸のはたらきによって消化吸収されて、そのとおり血となり肉となります。

 

冷たいものの摂りすぎで胃腸は冷え、すると全身の血流も悪くなります。

 

特に冷え症の方は、冬になってから必死に温めても冷えを治すことは難しいです。

 

冷え症を治すなら夏。夏の間に冷やさないよう気を付けて、少しでも次の冬の厳しさに備えましょう。

 

暑いとシャワーで済ませがちですが、できるだけ湯船につかって、体を中から外から冷やさないようにして過ごしてくださいね。