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夏の胃腸ケア
こんにちは、丘の上の鍼灸院です。
毎日暑いですね。
急な雷雨も多く、去年の今頃はすぐ近くで雷が落ちて、家の外回りの設備がいくつかやられて大変だったので、どきどきはらはらします。
3匹いる猫のうち1匹は女の子で、その時以来雷が怖いらしく(すごい音と衝撃でした)、普段は2階にいるのですが、雷が鳴り出したら1階に下りたがり、暗い階段ホールに置いている猫ベットのさらに下に身を潜めています。
か細い声で鳴いて、体も固くして、かわいそうと思う反面、可愛く思ってしまう不謹慎な飼い主です。
あとの男の子2匹はひょうひょうとしていて、人間もそうですがやっぱり色々個体差がありますね。
遠くでゴロゴロ鳴っているだけでそうなるので、何か気を紛らわせたりして対処法がないかなと考え中です。もしいい方法ありましたら教えてください。
前回、自分は元々胃腸が弱いという話をしましたが、もれなく肌も弱く、一時期ひどい湿疹になってしまったことがあります。
当時は結構不摂生していて、今思えば胃腸も肌も子供の頃から弱かったのですが、その頃は特別認識していなかったですし、若さに甘えていたのもありますね。
またこのときのことは詳しく書きたいと思うのですが、鍼灸師を志した理由とは別で、自分が鍼灸含め東洋医学の考え方の大切さを身をもって理解したきっかけです。
さて、肌が弱い人は胃腸が弱いことが多いので、肌のケアよりも胃腸のケアが大事になります。
東洋医学では、生魚や生野菜などの生もの、油っこくて味の濃いもの、甘いお菓子、冷たいもの、過剰な水分などは胃腸が弱る原因と考えます。
特にこの時期は暑いからと、毎日アイスを食べたり、水分をがぶ飲みするのには注意してくださいね。
また胃腸に負担をかけないよう、よく噛んで、腹八分目まで、寝る3時間前までに食事を済ませましょう。
この時期お腹を触ると胃腸のあたりがひんやりしている方は結構多いです。
知らず知らず胃腸に負担をかけているかもしれませんので、自分でもときどき触ってチェックしてみてくださいね。
あとは少しでも早く寝て、少しでも不調を遠ざけましょう。
7月
こんにちは、丘の上の鍼灸院です。
7月は通常通り営業予定ですので、よろしくお願いいたします。
さて夏至も過ぎ、梅雨は戻ってきたようですが今日はよく晴れていますね。
暑いのは苦手(寒いのはもっと苦手)ですが、日が長いのは嬉しいです。
そして毎年このあたりの時期になるとちょっと体調をくずしてしまう私です。
主に胃腸の調子が悪くなるのですが、散々ブログで気を付けてねと言っているのに恥ずかしい話です。
たぶん元々胃腸が弱く、子供のころから、急に腹痛が起こってお腹を壊すことが間々あり、それは大人になってからもありました。
しかもかなりの腹痛で、血管迷走神経反射も起こり、収まるまでの数十分かなりの辛さです。
さらに働き出してからは、胃の不快感もないときの方が多いくらいでした。
鍼灸師として養生の大切さを理解して気を付けるようになってからは、どちらもほとんどなくなりましたが、油断したころ特に今くらいの時期にドカンと来ることがあります。
ということで、ここ数日は自分で鍼とお灸を。大分調子が戻ってきました。
どちらかというとネガティブな質なので、めちゃくちゃしんどいと元気だったときを一瞬で忘れてしまい、この辛さが永遠に続くような絶望感を感じますが、まだちゃんと治ってくれるこの体に感謝です。
人には小言を言いつつ、自分は全然完璧じゃないので、
冷たいビールもお寿司も揚げ物も甘いお菓子も食べすぎてしまう日もあるし、寝不足の日もあるし、お風呂もシャワーで済ませてしまう日もあります。
自分の体に優しくする日、自分の心に優しくする日、うまく向き合って付き合って、ちょっと楽に生きてるよ。それでもたまに失敗しちゃうよ。という今日はあまり実のないお話でした。
6月
こんにちは、丘の上の鍼灸院です。
6月は通常どおり営業予定ですので、よろしくお願いいたします。
今日もそうですが、これから雨の日や湿度の高い日が増えますね。
特に胃腸が弱い人は、前回少しお話しした「湿邪」が悪さして、不調が出やすくなります。
体が重だるい、頭が重い、むくみ、めまい、頻尿、食欲不振、下痢、湿疹、関節痛など…
胃腸の負担を減らすため、冷たいものや生ものは避けた方が◎
あとは普段から、よく噛んで、腹八分目まで、寝る3時間前までに食事を済ませましょう。
運動や入浴で血行を良くし、汗ばむ程度に汗をかいて、身体から除湿してあげると少し楽になることも多いです。
物理的に除湿器などを使ってお部屋も除湿して、湿度40-60%に保ちましょう。
除湿機を使うとびっくりするほど水が溜まります。
しっかり対策して、梅雨の不調を乗り切りましょう。
気候のはなし
こんにちは、丘の上の鍼灸院です。
今朝はかなりの雨風が吹き荒れていたのですが、お昼からは空模様も落ち着きました。
東洋医学では、風や湿気は、強すぎると風邪(ふうじゃ)や湿邪(しつじゃ)と言って、身体に悪影響を及ぼして、さまざまな症状を引き起こすと考えます。
風邪であれば頭痛や肩こり、関節痛、かぜの症状。湿邪は倦怠感やむくみ、下痢、湿疹など。
現代では気象病と言われているものに当てはまります。
気象病は、気圧や温度などが気候の変化で差が急激に開くことで引き起こされます。
どんな気候の変化によってどんな症状が現れるかは人によって異なり、
低気圧が近づくと頭痛がしたり、温かい室内から寒い屋外に出ることで風邪やアレルギーみたいな症状が出ることもあります。
気象病の現れるメカニズムには「自律神経」と「普段から蓄積していた不調・疲労」が関係すると言われています。
気圧や温度の急激な変化が起こると、耳の奥にある「内耳」がその変化を察知し、脳から自律神経を経由して、もともと身体に蓄積していた不調や疲労が顕著に現れるためです。
毎日の疲労の蓄積は自律神経の乱れにつながり、自律神経の乱れがまた、身体のさまざまな部位の痛みや不調につながります。
普段から疲れやすかったり、首や肩、腰がガチガチな方は注意しましょう。
反対に、こういう気候のときになんとなく不調がある人は、日頃から心身ともに無理をしていて、身体からの休めのサインとも言えますね。
出来るだけ規則正しい生活に近づけて、とりあえず寝る前のスマホは自律神経を刺激しますので控え、10分でも早くお布団に入りましょう。
鍼灸もおすすめです、お悩みの方はご相談くださいませ。
GWのお知らせ他
こんにちは、丘の上の鍼灸院です。
すっかりお知らせが遅くなってしまいました。
5月GW期間中は以下のとおり営業しますので、よろしくお願いいたします。
5月1日(木) 営業
2日(金) 午前休診/午後営業
3日(土) 営業
4日(日) 午前営業/午後休診
5日(月) 休診
6日(火) 営業
さて、前々回のブログでは最後に目の酷使は控えてと締めくくりました。
人は情報の多くを視覚から得ています。
現代の情報社会ではほとんどの人が“眼精疲労”を感じたことがあるのではないでしょうか。
目のかすみや充血、痙攣、目の奥の痛み、肩こりや頭痛などを招きます。
それだけでは足らず、入ってくる情報量のあまりの多さに脳も疲労します。
あなたが今なんとなく感じている不調、たとえば睡眠に関するものやメンタル面の不調、疲れのとれない体のしんどさみたいなものは、目の酷使によって脳が疲労しているせいかもしれません。
東洋医学的に見ても春は目とつながりが深く、前々回のブログでの締めくくりとなりました。
脳疲労を起こしているかどうかは ”よい睡眠がとれているかどうか”
軽い有酸素運動やスクワット、好きな香りや音楽を楽しんだり、日頃から笑顔をつくること、などで脳の機能を高めて脳疲労を解消しましょう。
解消されない眼精疲労や睡眠のお悩みなど、一度ご相談くださいね。