blog
カレーの話
こんにちは、丘の上の鍼灸院です。
寒くなってきたので、いつか紹介しようと思っていた我が家のカレー事情を。
きっかけはコロナ渦の緊急事態宣言で仕事が約1か月お休みになったこと。
何か家でも楽しめることはないかということで、以前から気になっていたスパイスカレーに挑戦したことから、それ以来ずっと我が家ではカレーと言えばスパイスカレーになりました。
↑そのとき購入した本がこちら
スパイスカレーと聞くと何十種類のスパイスを調合しないといけないと思っていたのですが、実際にはスーパーで普通に売っているクミン・ターメリック・コリアンダーの3種類から始められます。
にんにく、しょうが、玉ねぎ、トマト、スパイス3種(全部同量でOK)で基本のスパイスカレーのもとが出来るというのでびっくり。
そこにチキンや豚肉、エビや鯖缶などのメインの具材と、牛乳やココナッツミルク、ヨーグルトなど組み合わせを変えながら、その1か月はほぼ毎日スパイスカレーを楽しみました。
最近は作る頻度は月2回程度ですが、よりヘルシーに、牛乳なども使わず水だけ使って、野菜をメインにすることが多いです。夏はナス、オクラ、モロヘイヤ、冬はほうれん草、白菜など特に旬の野菜を使っています。
他にもスパイスを足したり、好みで調合を変えたり、さらに手軽にすでに色々調合されているものを使うこともあります。
単純に本格的なカレーを家でも作ってみたい!という気持ちで始めましたが、市販のカレールウに比べて油分が少なく済み胃腸への負担が少ないため、スパイスカレーがメインになりました。
スパイスは食べる薬とも言われますが、それぞれ特定のはたらきがあるので「薬」とするには体質に合わせて選ばなければいけません。
そこまで考えてはできていませんが、カレーに使われるスパイスの多くは抗酸化作用、抗炎症作用を持ち、健康維持、ダイエットや冷え症改善も期待できます。
何より簡単で美味しく、胃腸への負担も少ないので、興味があればぜひ作ってみてくださいね。
せっかくなのでしばらく本も待合に飾ります。
10月
こんにちは、丘の上の鍼灸院です。
10月の営業予定について、
10月9日(木)は休診させていただきますので、よろしくお願いいたします。
また11日(土)・12日(日)は岸和田だんじり祭りのため、お車やバスでご来院の際は通行止めや遅延の可能性があります。
通常どおり営業はしておりますが、予約の際はご注意お願いいたします。
さて本格的に秋の気候になってまいりましたが、今年の夏は(も)特に暑かったので、冷房の効いた室内にずっといたことや、冷たいものの食べ過ぎ飲み過ぎで、これから胃腸の不調や、睡眠が浅くなるなどメンタル面の不調なども増えてきます。
また日ごとや一日の中でも気温差が大きい季節なので、寒暖差によるアレルギー症状や疲労感・倦怠感、頭痛なども増えてきますね。
予防というところでは、普段から規則正しい生活やできるだけストレスを溜めないようにして、寒暖差などの影響に揺らがない土台を作っておくことは大事です。
ただそれも吹き飛ばしてしまうほどのここ近年の過酷な気候。
自然の力ってすごい(強大)よなあと感じさせられます。
熱すぎないお風呂にゆっくり浸かったり、ウォーキングやストレッチなどの適度な運動、体を冷やさないこと(特に首、手首、足首)など対策していきましょう。
不調が長引いてしまう前に鍼灸もおすすめです。
本当の意味で自分を労われるのは自分だけです、無理せずいきましょう。
梨
こんにちは、丘の上の鍼灸院です。
9月に入り、夕方くらいからは大分涼しさも感じるようになってきましたね。
とはいえ日中はまだまだ日差しもきついので、油断せずいきましょう。
先日親戚から梨をたくさんいただきました。
東洋医学で秋は『肺』の季節。
夏から秋にかけてぐっと乾燥し始め、乾燥に弱い『肺』にダメージを与えます。
梨は肺に潤いを補い、喉の乾燥や咳を和らげるはたらきがあるのでおすすめです。
また肺が潤っていると肌の調子も整います。
そのままでも美味しいのですが、自分の体質的に冷えやすいので、カットしてはちみつをかけてチンして食べたりしています。
私もすでになんか喉が痛いな…というときが増えてきました。
放置して本格的に風邪を引いてしまうと後が大変なので、できるだけ自分で上手いことケアしていきたいところです。
旬の果物、旬の野菜、旬の魚など食べるだけでも薬膳ですのでおすすめです。
それぞれその季節の不調にあうようなはたらきがありますので、調べてみると結構面白いですよ。
さらに食べ方などでもちょっと変わってくるので奥が深いです。
待合に薬膳系の本も置いてありますので、興味があれば手にとってみてくださいね。
9月
こんにちは、丘の上の鍼灸院です。
9月は通常通り営業予定ですので、よろしくお願いいたします。
それぞれ別の患者さんからの差し入れ(お土産)でいただきました!
立派なマスカット、毎日数粒ずつ大事に食べました。贅沢です。
今が旬なマスカットはポリフェノール・ブドウ糖・ビタミンB群・ミネラルなどバランスよく含まれていて、アンチエイジングや疲労回復におすすめです。
立派なぶどうはお高めですが、しっかり甘さがあるので数粒で満足感があって、何日かに分けて食べられるので、逆にお得かもと今年はぶどうばかり買っています。
旬の果物はその時期の不調を緩和してくれるはたらきのあるものが多いです。おすすめです。
黒糖は作業の合間のエネルギー補給に少しずついただこうと思います。
薬膳的には体を温めるはたらきがあって、風邪の予防にも使われます。
エアコンで冷えた日はココアや紅茶に溶かして飲んでもよさそうですね。
黒糖は加工の過程で不純物やミネラルを取り除かないためミネラルが豊富です。
ちなみに白砂糖は精製して原料から不純物やミネラルを取り除いており、料理での使いやすさは抜群で、薬膳的にも黒糖とは別のはたらきがあり、体の熱を冷ますはたらきがあります。
白砂糖は悪者扱いされがちですが、黒糖もミネラル豊富だからといって食べ過ぎていいわけではないので、どっちがいいというより、用途や体質で使い分けたり、結局は摂取量が大事になってきますね。
というわけでマスカット同様大事にいただきます。いつもありがとうございます。
8月
こんにちは、丘の上の鍼灸院です。
気づけば8月に入りました。
8月14日(木)は休診しますので、よろしくお願いいたします。
先日映画『国宝』を観に行きました。
予告から雰囲気ある作品だなと思っていて、ただ歌舞伎を昔授業の一環で観に行ったときにほとんど居眠りしてしまい、私には難しい世界だなと思っていましたが、評判があまりにいいので観に行きました。
下手な感想ですが、なんというかよかったです。没入感がすごく3時間があっという間で、こういうような作品を他にも観てみたいなと思いました。
話は変わって同じ頃、ストレスやモヤモヤを抱えていまして、覿面に体調に出ました。
ありがたいことに自宅でお仕事させていただいているので、ほとんど人間関係のストレスがなく、外食などの不摂生も日常にはなく、しいて言えば運動不足、仕事上で落ち込むことはあれど、割と伸び伸びと過ごしています。
そのため、いきなりストレスがかかると体調にドカンとでるので、ある意味わかりやすいです。
胃の不快感、食欲不振、軟便。私の場合大体これがセットできます。
3回連続で私の胃腸が弱い、という話が続いている気がします。
なので、正直映画を見るのも辛いかなと思ったのですが、没入している間に終わりました。
私の場合は短期のストレスで、1週間もすれば落ち着くだろうとわかっていたので、実際精神的にも体調的にもすぐ落ち着きましたが、これがじわじわとした長期のストレスとなれば気を付けなければいけませんね。
頭痛や肩こり、めまい、耳鳴り、動悸、食欲がない、眠れない、喋るのがしんどい、生理痛がひどい、お腹の調子が悪いなど、日常にごろごろ転がっているひとつひとつは小さな不調です。
でもこれは、無理し過ぎてるよ、頑張り過ぎだよ、精神的に身体的にストレスがかかっていることのサインかもしれません。
見ないふりをしてコップが溢れると大きな不調につながることもあります。
サインに気づいたなら見ないふりをせず、自分にあった対処法を見つけていきましょう。
まずは自分の心と体を大切に。