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2023-12-23 17:10:00
冬至
こんにちは、丘の上の鍼灸院です。
昨日12月22日(金)は『冬至(とうじ)』でした。
冬至は一年で最も昼が短く、夜が長い日。
東洋医学では、「陰極りて陽に転じる」というタイミング。
なんとなくわかりますかね?
東洋医学の基本的な考え方で陰陽論というのがあります。
すべてのものは陰と陽の二つの性質に分けられる。という考え方です。
(3月のブログにちょこっと書いていました)
この日を境に陽の気が増え、運気が上昇するとされる、転換期のようなものですね。
日照時間は幸せホルモンの「セロトニン」の分泌量と比例しますが、冬至の日からだんだんと日照時間が長くなるのでセロトニンも増えます。
そうイメージするだけでも少し気分が上に向いてきますね。
冬至と言えば、有名なのはかぼちゃにゆず湯でしょうか。
昔から、冬至には『ん』=運のつく食べ物を食べると運が呼び込めるそう。
なんきん、にんじん、れんこん、ぎんなん、きんかんなどなど。
特にかぼちゃ(なんきん)はよく言いますよね。
本来旬は夏ですが、長期保存がきくことから冬に食べる野菜として昔から重宝されていたそうです。
栄養が豊富で、東洋医学(薬膳)的には体を温めてくれる温性、甘味が胃腸のはたらきを助けてくれます。
何かと胃腸がお疲れモードになるこの時期にぜひ食べたいですね。
それから冬至にはゆず湯に入ると風邪をひかずに冬を越せるそうですよ。
実はまだゆず湯をしたことがないので、試してみたいと思います。
実は冬至は来年の1月5日までの期間を言うので、それまでの期間に試せればOK。
ゆず湯ができなくても毎日入浴はするようにしましょう♨