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12月
こんにちは、丘の上の鍼灸院です。
前回11月に早くも『年末年始のお知らせ』のブログを書いてしまったために、
次を更新しづらい状態に陥っています。
そのおかげで何個か書き溜めたので、(書いてはこれは今ではないなと)
1月からもう少し気軽い内容も多めにして更新していきたいなと思っています。
気がかりはInstagramですね。
元々SNSは苦手で、このブログとの差別化とかも難しいなーと考えていたらいつの間にか手が止まっていました。
でもSNSが大きな検索ツールであることも理解しているので、来年からは月1回その時々のトピックを更新していく予定です。
それ以外は基本このブログで、もっといろんなことを更新していきますね。
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さて年末年始は忙しくて外食が増えたり、飲み会が増えたり、クリスマスのケーキやチキンを食べ過ぎたり、胃腸に負担が増える時期です。
胃腸がもともと弱い人や、甘いもの脂っこいもの、味の濃いものをよく食べる人は、要注意!
今の時期、日中眠くて眠くてしょうがないという人は胃腸に負担大かもしれません。
年末年始シーズンを楽しんで過ごすためにも、
よく噛んで食べたり、それ以外の日にはあっさりしたもの、温かい食事を選んで、
胃腸の負担を減らしてあげてくださいね。
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年末年始のお知らせ
こんにちは、丘の上の鍼灸院です。
立冬も過ぎて(とっくに)、いよいよ本格的な冬到来ですね。
まだ日によって暖かい日もありますが、これからどんどん冷え込んできます。
冷やさないように気を付けてお過ごしくださいね。
体を冷やす飲食物はもちろん摂り過ぎ注意ですが、そもそも寒いとあまり摂らないと思います。
それよりも、冬は外からの寒さの方が厳しいので、何よりも防寒対策が重要です。
特に3つの首と言われる、首、手首、足首を寒さからしっかりガードしましょう。
他と比べくびれているところで、皮膚も薄く下には大きな血管が通っているため、外気に晒され全身の冷えにつながります。
ネックウォーマーやマフラー、手袋、レッグウォーマーなど使って寒さを防いでくださいね。
冷え症の方はさらに腹巻でお腹や腰もガードしましょう。
私は腹巻パンツというのをはいていますが、太ももまでしっかりガードしてくれていい感じです。
冷やさないように気を付けてお過ごしくださいね。(大事なことなので2回)
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さて、本題の年末年始のお知らせですが、
12月31日(日)~1月5日(金)までお休みさせていただきます。
12月30日(土)は通常通り営業しますが、そこまででお休みする日がちょこちょことあるかもしれませんので、その際は追ってお知らせします。
年始は1月6日(土)より、通常通り営業を再開しますので、よろしくお願いいたします。
お休み期間中のご予約・お問い合わせについては、返信に少しお時間かかるかもしれませんが、ホームページやLINEからしていただけます。
どうぞよろしくお願いいたします。
11月&『秋の土用』
こんにちは、丘の上の鍼灸院です。
11月の営業日のお知らせです。
11月3日(金)の祝日はお休み、23日(木)の祝日は14時最終受付となります。
11月12日(日)、24日(金)は都合によりお休みします。
変則的でややこしくて申し訳ないのですが、よろしくお願いいたします。
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少し過ぎましたが、10月21日からは秋の土用に入りました。
11月8日には『立冬』、冬のはじまりです。
土用とは季節の移り変わりの18日間のことで、春夏秋冬4回あります。
有名なのは土用の丑の日、夏の土用ですね。
過去のblogを見返したら、春の土用の記事は書いていましたが、有名なほうの夏は書いていませんでした。
土用は次の季節に向けて体を慣らしていく準備期間とも言えますが、反対に体調を崩しやすい時期でもあります。
胃腸が弱い人や食生活の乱れがある人なんかは、特に体調を崩しやすいです。
土用の時期は胃腸の休息が大事で、胃腸のはたらきを良くしておくことで次の季節の変化にも対応できます。
もともと胃腸が弱い人は、この期間はとくに胃腸への負担を減らし、冷やさないよう気を付けてお過ごしください。
よく噛む、腹八分目を心掛け、水分の摂り過ぎに注意して、お腹の調子が悪いときはお腹がすかないのならば無理に食べず休めてくださいね。
食材としては、かぼちゃやお芋、栗、お米など自然な甘さのある黄色い食材がおすすめです。
季節に応じた過ごし方、意識してみてくださいね。
↑栗、きのこの炊き込みご飯!
東洋医学の話④
こんにちは、丘の上の鍼灸院です。
超スローペースになっていますが、今日は東洋医学の話の続きを。
前回は、『血』のはたらきと血が足りなくなってしまった状態の『血虚(けっきょ)』について書きました。
ざっくり、血は栄養とか潤いとかです。
足りなくなると、そのまま栄養不足とか潤い不足とかの症状が出ます。
今回は、血の巡りが悪くなった状態の『瘀血(おけつ)』について。
ご興味あればぜひ。
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血の巡りが悪くなり滞ると、瘀血と呼ばれる状態になります。
分かりやすくいうと、血がドロドロとした状態です。
色でいうと、
血虚は血が足りなくなるので、白っぽい淡いイメージ。
瘀血は血流が悪く老廃物が溜まってしまっているため、紫や暗い赤色のイメージです。
ちなみにこれは舌の色でもわかります。通常は淡い赤色をしています。
血の巡りが悪くなる原因は、主にストレスや冷え、生活習慣の乱れ(偏食・運動不足など)です。
他にも手術や外傷などがあると、瘀血ができやすくなります。
主な症状は、
・慢性的な肩こりや頭痛
・顔や唇の色が暗い、シミやそばかすが多い、目の下のクマ
・月経痛がひどい、月経血に血塊(血のかたまり)が混じる
など。
女性で月経痛がひどいという方は、このタイプであることが多いです。
月経痛は基本ないものと考えられています。
薬を飲むほどの月経痛がある人は、
血の巡りが悪くなる原因がないか=ストレス、冷え、生活習慣の乱れ
に注目してください。
このタイプは、
・ストレスを上手く発散させること
・薄着や冷たいものの摂り過ぎで体を冷やさないこと
(特に生理中は気を付ける)
・運動不足や長時間の同じ姿勢を避けること
を意識してくださいね。
『気滞』の場合もそうですが、巡りが悪い状態は動くことによって解消しやすくなります。
動くことはストレスの解消にもつながります。
瘀血の人は、動く+冷やさないことが大切です。
10月&お灸講座の感想
こんにちは、丘の上の鍼灸院です。
10月9日(月)祝日はお休みです。
あとは通常どおりの予定ですので、よろしくお願いします。
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先日はじめてお灸講座というものをする機会をいただきまして、
元々人前で話すのは得意ではなく、頭が真っ白になるのでは…
という不安が大分ありましたが、なんとか1時間、やりきれたかなと。
内容としては、
お灸とは・お灸の種類・安全なお灸のすえ方・ツボの取り方・実践!という感じでしたが、
1時間の中で、25人のお灸をしたことをない方たちに対して、
どこに時間を割けばいいのか難しかったです。
来てくれているのはお灸に興味を持ってくれた方だと思うので、
お灸のよさと、お灸は怖くない難しくないよってことが伝わっていればいいなと思います。
もっとこういう風にすればよかった、こういう話もできればよかったとか色々あるのですが、
圧倒的に時間も足りなかったので、それはまた今後に活かしていきたいと思います。
講座でもお話ししましたが、
お灸のよさは心と体の巡りをよくすることはもちろんなのですが、
自分に優しい生活を送るきっかけになることが大きいんじゃないかなと個人的には思っています。
それは自分の経験から思っていることで、本当はその話も入れたかったのですが時間の関係上…。
またそれはこのblogかどこかで書きたいと思います。
今回やってみて、大人数に対して言わば入門編のさわりのような講座になりましたが、
さらに興味がある方に対して、少人数でもうちょっと掘った内容の講座をしても面白そうだと思いました。
そういえば、今回お灸の講座をさせてもらいましたが、実際の当院での治療は鍼がメインだったりします。
お灸は体質や症状に合わせて使ったり使わなかったりなんです。
なにはともあれ無事終了し、今回企画して依頼してくださった公民館の方と来てくださった方、
ありがとうございました!
そもそもが、忙しい現代人を応援する講座ということで、ピラティス・エクササイズ・お灸の全3回の講座。
なかなか珍しい形の講座でいいですよね。自分の市でやってたらいいな、参加してみたいなと思いました。